3月28日より今年も第55回目となる「マクドナルド全国ミニバスケットボール大会」が開幕します。会場の国立代々木競技場第一体育館・第二体育館は、Bリーグのアルバルク東京やサンロッカーズ渋谷のホームであり、Wリーグのトップ選手たちも試合を行う同じコートに立つことができます。

全国大会といえば、高校生ならばウインターカップ、中学生にはJr.ウインターカップがあり、各世代の日本一を決めるノックアウト方式のトーナメントが最初に思い浮かぶかもしれません。しかし、ミニバスケットボールの全国大会は目的は大きく異なり、「優勝は決めない交歓大会」です。抽選によって振り分けられたリーグ戦が用意され、勝敗に関係なく3試合を行います。

各都道府県から推薦または選出された代表チームが出場し、日々の練習の成果を試す最高の舞台です。勝つ喜びや負けた悔しさだけではなく、見たことのない選手とマッチアップできる喜びとともに、バスケの楽しさを知る機会です。3試合を通じてインプットできたさまざまな情報をシェアすることが代表チームの役割です。より多くのお土産を持ち帰るためにも、全部を出し切り、思いっきり楽しむこと。多くの笑顔が見られれば、今大会は成功です。